言葉

好きに成ってしまったのだから仕方がない、ただそれだけ

やっぱり、猪熊さんの描く絵は文子さんがいちばんだ。 2018年4月12日 いのくまさんはいつも楽しそう。作る人は戦わなければとか、苦しまなくてはとか、そんなの?と思う人。楽しくて何が悪いといのくまさんは思うし、僕も思う。いのくまさんはどうしてこんな…

このある種のカオスを私は受け入れることにしました

「内田裕也(享年79)Rock’n Roll葬」4月3日、青山葬儀場での長女・内田也哉子の謝辞。私は正直、父をあまりよく知りません。わかり得ないという言葉の方が正確かもしれません。けれどそれは、ここまで共に過ごした時間の合計が、数週間にも満たないからとい…

久しぶりにいいことを学んだなぁと思った

3.24辺野古を埋めるな首都圏大集会に東池袋中央公園に行ってきた。デモに参加するのは、安保法制反対の時に国会前に行って以来だ。参加しているのは、僕の同年輩やそれ以上のおじさんやおばさんがほとんどだった。それに比べて歩道にずらっと並んでいる私服…

花待月に

こんなお花見の会の主催も去年で終わりにしてしまった。 それでも「 これといって贅沢,珍味をてらうものではない, 手料理の茶事をともにかみしめ,味わう気分を大切に」することを忘れたくはない。 2016年3月20日お花見に行ってきた。まだちっとも咲いてい…

あらゆる人間関係の中で

昨日はHさんとお昼を食べた。天ぷらをつまみながらビールを飲んだ。Hさんとは40年前に出会った。そして一緒に仕事をした。いろんなところに連れて行ってくれた。3年前に二人目の先生に出会った。その先生に音楽を習ってる。あと何年生きるのか分からないけれ…

鶴見俊輔さんてこういうひとで

なんだかいいなぁ。とてもわかりやすいのに、とても深くて。詩なんだけれど、散文でもあって、そんなことどうでもいいよねぇ。 2016年3月9日新聞の切り抜きをしていて、気になるなぁと思いつつも、そのままにしていたのだけれど、どうも気になるなぁがだんだ…

「素敵な気がすうっと流れただけ」かもしれないのに

わぁーなんとすてきな! 2017年3月8日茨木さんはいつも鋼のようにまっすぐでぴしゃりとしておられるのだと思ってきたのだけれど、ちょっと知らない茨木さんがいた。「 ただ透明な気と気が/触れあっただけのような/それはそれでよかったような/いきものは…

孤独とは恋うること

「孤独というものが須賀さんみたいにふくよかで笑みさへ湛えているもの」わぁ、孤独が須賀さんみたいな人なのだとしたらもっと仲良くなりたい。 2018年2月7日 孤独というものはわかりにくいものだから、だから余計に恐れるのだけれど、須賀さんが言うと、孤…

小さなおしまい

鶴見俊輔さんも、橋本治さんも、ミシェル・ルグランさんもいなくなってしまった。このところ好きだなぁ、いいなぁと思う人たちが次から次に逝ってしまう。「小さなおしまい」が続く、「小さなおしまい」の後ゆっくりと、いや急に「大きなおしまい」がやって…